【中学受験】親ができること

教育

年々加熱する中学受験。今年のコロナ禍でも衰えなかったですね。

子供たちは、目標に向かって塾で頑張っていると思いますが、なかなか成績の伸びない我が子を見て、「親が教えた方が良いのか否か」悩んでいる方も多いと思います。

今回は、実際に子供の中学受験を経験した私が、子供の勉強に関してどのように接したのか、親が教える事の是非をお話ししたいと思います。

なお、子供の成長過程は人それぞれであり、教育方針や方法に絶対などないので、あくまで一親の経験談としてお読みください。

まず結論から言うと、

親が教える事は有り

ただし、

自ら机に向かって勉強し、分からない箇所は自分でテキストの解説を読んで理解したり、先生に質問できる子

以外

「自ら机に向かって勉強し〜」の塾のトップ層の子供たちは、習い事やスポーツなども同時にこなしたりします。また早熟なので、小学生の段階で大人の視点もすでに持ち合わせています。このような子は、親の勉強への関与は不要なケースが多いです。親は、彼らが力を発揮できるように環境面からサポートすれば良いでしょう。

ただ、受験生の大半は、そんな子ではありません。親に言われてなんとなく塾に通っている子も多いでしょうし、そもそも受験の意味自体もまだ理解していないでしょう。塾で授業を受けてきたはずなのに、ほとんど頭に入ってない状態で帰ってくる子供たちもいます。うちの息子もそうでした(汗)

親が勉強を教えるメリット

  • 塾の「ご両親は勉強を教えなくても大丈夫です」はあまり当てにならない
  • 子供の可能性を広げる
  • ボリュームゾーンは、ちょとしたことで結果が変わる
  • 過去問対策は、親が活躍できる

塾の「親は勉強を教えなくても大丈夫です」はあまり当てにならない

我が家は、3年間で2つの塾を経験しましたが、両塾とも「勉強は塾で見ます。親が勉強をみる必要はありません」と言っていました。で、親として中受が初めてだった私は、最初はそれに従っていましたが、そのうち、思っていたほど塾はフォローしてくれない事に気づきました。息子が授業内容を理解しているか否かを塾はそれほど気にかけていない。定期テストで明らかに理解していないような点をとっても特に何も指摘なし。よくよく考えれば、「そりゃ、100名近くいれば一人一人の全員のフォローは難しいだろうなぁ」って思いましたし、子供が「質問に言ったけど、みんな並んでいるからなかなか聞けない」っていうのを聞いて、納得しました。

だったら、「勉強は塾で見ます」なんて言わないで「親も必要に応じてフォローしてください」って言ってくれた方がよっぽど親切なのにって思ったものです。

まぁ、塾の教え方と親の教え方で全然違ったりして子供が混乱したりする弊害も可能としてありますから塾の事情も察しますが。

個人塾のように細かいフォローが売りの塾もありますからすべての塾の話ではありませんのでご注意を

また、サピックス のように最初から家庭学習に関してはノータッチの塾もあります。そこは完全にドライですね。

なので、塾に任せっきりになっていると、子供によっては、どんどん遅れをとる可能性があります

子供の可能性を広げる

「親が勉強を教えて、無理してまで希望の学校に入ったって、あとで勉強についていけなくなるから良くない」

「子供が自ら考えて行動した結果入った学校がその子に合った学校」

という意見もあるでしょう。

ただ、子供の成長スピードは人それぞれ。今は自ら考えて行動できない子でも、心身の成長と共に変わってくる事だってあると思います。事実、自分の息子を見ているとそう思います。

私は、「算数」「国語」「理科の化学・物理分野」「社会の公民や時事問題」など子供の理解が良くない分野は、かなり教えました。あのフォローがなかったら今の学校には合格は難しかったと今でも思っています。子供自身の力で理解し切れていない箇所が多かったですから。

では、息子は、今学校で落ちこぼれているのか?いえ、全然。

中3になった今、自分で決められた時間に机に向かって勉強するようになっていますし、成績だって優秀ではないですが、決して悪くはありません。同じように中学受験を乗り越えてきた、そして自分より優秀な友達に刺激を受けながら楽しく学校に通っています。

あの時諦めていたら、今この環境は無かったし、子供の可能性を狭めていたかと思うと、勉強を教えている最中は「これは正しい事なのか?」と葛藤がありましたが、今は良かったと思っています。

ボリュームゾーンは、ちょとしたことで結果が変わる

偏差値(塾やテストのレベルによって同じ学校でも数値が変わりますが)40-50台前半のいわゆるボリュームゾーンの子供達は、基本的な事が理解できていない箇所が多くあります。よってここを親がフォローしてあげる事によって、受験に必要最低限の知識を維持することができますし、子供の後半のスイッチの入り方によっては、その後の飛躍を支える事になると思います。

例えば、

  • 朝の計算と漢字は親がチェックする
  • 算数の一行題は、子供が苦戦している問題は親がフォロー
  • 理科は、地球儀で天体の話をしてあげたり、世の中の自然界の事象を教えてあげたり、テキスだけではなかなか理解できないことを補足してあげる
  • 社会は、暗記がメインですが、歴史の背景を教えてあげたり、地理は、旅行に行った際にテキストに書いてある話を触れる。公民は、子供には全くの未知の世界(三権分立とか言われても子供は最初は???ですから)なので、詳しく説明してあげる

などなど、勉強のリズムを親が作りながら、生活の中に、子供の知識と経験を増やすことが、中堅レベルを狙っている子供達には効果があると思います。

過去問対策は、親が活躍できる

私個人としては、中学受験において過去問対策は非常に重要だと思っています。(その方法については別途書きたいと思っています)

過去問は、志望校が受験生に「このレベルの問題まではできるようになってきてね」「この分野の問題をうちの学校は出題するからね」というメッセージだからです。

過去問対策こそ塾の出番って思うかもしれませんが、塾が過去問対策を徹底してやってくれるのは、トップクラスの超有名校のみです。各塾、その学校の名前のついた特別クラスを6年生後半から開講しますが、それはほんの一握りの生徒たちが対象です。まぁ、そこの合格実績が塾の評判に直結しますから当たり前ですよね。

では、中堅校を狙っている子供達の塾のフォローは、以下の通り:

  • 宿題で過去問演習を出す
  • 何点取れたかのチェック
  • できなかった問題や分からない箇所の質問を受け付ける

徹底した分析や、子供の志望校に合わせた、その子に合った対策は取ってくれません。それができるのは親か家庭教師でしょう。

志望校の過去問を親が解き、傾向を理解し、その学校に合った勉強(=頻出分野の練習)をするだけで、模試の偏差値が届いていなくても、その学校の合格への可能性を高めることができると思います。

メリットのまとめ

こうやって書いていると「親が教えるって結構大変そう」って思った方がいらっしゃると思います。

はい、大変です

ただ、どこまでのレベルで関わるかだと思いますし、ガッツリべったり方式から、あっさりサラッと関与もありかと思います。それは各ご家庭の判断だと思いますし、親がどこまで時間を確保できるかにもよるかと思います。

私も3年間子供の受験に関わって、いろいろな本や受験を経験された親御さんのブログを参考にさせていただきました。いろんな家庭があって、いろいろな方法がありましたが、その中から自分の子供に合っていそうなものや、「これだったら自分もできるし、やってみよう」というものを参考にした経験もあります。

私もこのブログを通じて、少しずつ経験をお伝えできればと思っています。

次回は、「親が教えるデメリット」について書こうと思います。

教育
マッシュをフォローする
外資系サラリーマンのつぶやき
タイトルとURLをコピーしました