【中学受験】逆転合格はあるか

教育

中学受験に向けて、テレビもゲームも我慢して、一生懸命勉強しているけど、偏差値が合格圏内に届かなくて不安になるご家庭も多いかと思います。

そこで、今回は偏差値が、志望校の80%(または50%)合格圏に届かない場合の逆転合格があるのか?について実体験を交えながらお話ししたいと思います。

ちなみにこの記事は、勉強があまり得意でない子を持つ親御さん向きですので悪しからず。

まず最初に結論を。

逆転合格はあります

息子は中堅男子校を目指していましたが、首都模試や合不合などの模試で、一度も志望校の偏差値を超えることができませんでした。

今となってはよく受かったものだとも思いますが、逆転合格は2校ほどありましたし、同じ塾のお友達でも逆転合格を決めた子は他にもいましたので、決してまぐれではなかったはずです。

6年生の夏に偏差値 衝撃の30台

受験は夏が勝負!」と言われます

(結局、直前になると「ここからが勝負」って塾は言いますけど笑)

その重要な夏の前に息子が受けた四谷大塚の合不合の結果がこちら

4教科合計 13,462人中11,561番。偏差値38.8….しかも得意教科なし

下克上受験』以上のやばい状況でした。

この結果をみた私はしばらく放心状態になりましたし、息子は泣いていました(すぐケロってしてたけど汗)

そんな絶望の底から、半年後には、偏差値50代半ばの第二志望の学校に合格し(第一志望とレベル的にはほぼ同じ)、前哨戦の1月の千葉受験でも偏差値50前後の学校に1勝1敗でした。

中堅校なら偏差値10程度の逆転は可能

当たり前のことですが、模試で偏差値50の学校を合格可能性80%にするためには、偏差値50が必要です。偏差値60の学校を合格可能性80%にするためには、偏差値60が必要です。

だから親子で必死に偏差値をあげようと日々頑張りますし、模試の結果に一喜一憂します。

しかし、息子の実際の経験やお友達の結果を見ても、

80偏差値に届かなかった子でも受かっている人は少なくない

と思われます。

逆に確率論で言えば、80偏差値に達している子でも、本番では2割の子は落ちることになります。

それは、なぜか。模試だからです。

模試は、塾がカリキュラムの中からその年の受験に出そうな問題をイメージして作成されています。それは、「どこかの学校で」という意味で、決してあなたの「お子さんが志望している学校」ではありません。

模試のライバルは受験生全員ですが、実際の受験では「その学校を志望する子」がライバルになります。そして学校にもよりますが、受験の実質倍率は、多くの学校で2.5-3.5倍程度です。

ここに逆転合格のヒントがあり、毎年子供たちの数だけドラマが起きる要因かと思います。

逆転合格の秘訣は徹底した過去問対策にあり

以前の記事にも書きましたが、中学受験において「過去問対策」は絶対です。

徹底した過去問対策が、逆転合格への可能性を高めてくれると経験的に思います。

過去5-10年分の過去問を分析する

これは親の役目です。塾はやってくれません

そして小学校6年生の子供も、普通は過去問分析はできないでしょう。

私は、息子の志望校の算国理社4科の問題を実際に解き、どのような問題が出題されるのかを把握しました。志望校は1校ではないはずですから、複数校ある場合は、この作業だけで結構な時間がかかります

夏の終わりから秋にかけて過去問を少しずつ解きはじめますから、それまでに分析作業は完了させるのが望ましいです

出題傾向と合格最低点のレベルを知る

分析が終わったら

  • 毎年必ず出る問題:例えば、算数なら「速さの旅人算は必須」「繋がれている動物の動く範囲面積問題」とか
  • 数年おきに出る問題:「理科の月と太陽は交互に出やすい」「物理は梃子が数年おきに出る」等々
  • 難しい問題が出るが合否に影響しない問題:「ニュートン算は出るけど難易度高めでこれを取らないでも大丈夫」など
  • 絶対に落とせない問題:これを落としたら合否に直撃。「合格平均点上、これは取らないといけない典型問題」など

これらを、合格最低点の傾向から「絶対に落とせない問題」と「場合によっては捨てる問題」にわけ、絶対に落とせない問題を集中的に練習します

この地道な作業が、逆転合格の可能性を高めます

時事問題も重要

理社は、時事問題からの出題も侮れません。

これは秋ごろに各塾の出版社から時事問題を取りまとめた本が出るので、それを購入して、少しずつ取り組みを始めます。範囲が結構広いので、ある程度の時間が必要です。

時事問題は、塾でもやってくれますが、細かいフォローは家庭で必要です

理科で1,2問、社会で1,2問、合わせて10点。これ合否を分ける十分な得点です。

また時事問題は、その年の出来事を問うことをきっかけに、今まで習った範囲の関連問題を出すので要注意です。

例えば

  • 月食や日食があった年は、月や太陽の問題が出る
  • 地震があった年は、地震の問題。
  • 自然災害が起きた年は、天気や環境の変化の問題
勉強苦手キッズには、このように時事問題をわかりやすくまとめてあげる事も必要

などなど、過去問対策をしていると、どのような時事問題を出題してくるかが予想できるようになります。

試験日前日まで過去問対策を

試験日前日に小さな奇跡がありました。

息子の第二志望の試験日は、2/3だったのですが、同じ学校を2/1に受験した塾のお友達がいました。

そのお友達が「算数で○○の問題出たよ」と受けた感想の時に言ったのです。もちろん問題用紙は回収されてありませんから口頭のみで。

息子は「ふーん、そうなんだ」という感じで帰ってきて、何気なく私にその事を伝えたのですが、私はその瞬間に、「ということは明日の試験にもその分野が必ず出る!」と確信しました。

なぜなら過去にずっとその傾向が続いていたからです。

それから急いで、その類似問題を考えられるパターンで解きました。前日の夜9時。そしてそれだけやって翌日に備えて就寝。

で、翌日のテスト。出ました、同じような問題が。そしてしっかり得点に結びつけました。

学校にもよりますが、中堅校はこれがあるのです。

まとめ

ここまで書いてきて今更ですが、これらが通用するのは中堅の学校です。難関校には通じません。

出題傾向を変えてきますし、問題自体が考えさせるものが多く、典型問題が少ないからです。

例えば、今年(2021年)千葉の難関校である市川中の算数は、例年に比べて難化し、平均点が32.9点と大変厳しい問題になったようです。こうなると技術・思考力が備わった子でないとなかなか合格は難しいと思います。

しかし、偏差値40代後半-55程度のレベルの中堅校は、その学校に向けた準備をしっかりやっておけば、逆転合格は決して夢ではないと思います。

子供の日々の努力と親のサポートが、逆転劇を生むのだと思います。

受験生の見守る親の皆様、どうか最後まで頑張りましょう。

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