私は毎週スポーツジムで汗を流していますが、実は運動そのものよりもその後のサウナの時間が楽しみです。
『サウナなんて中年男性が好むもの』というイメージを長い間持っていて、それまで避けていましたが、実は、私だけでなく、ここ数年サウナブームで若い人や女性にも愛好者が増えています。
今日はそんなサウナの魅力をお伝えしたいと思います。
サウナブーム
そもそも長い間「おじさんが好むもの」のイメージが強かったサウナですが、タナカカツギ氏の著書『サ道」がヒットし、また原田泰造主演のドラマになったことをきっかけにサウナブームが加速しました。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E9%81%93/dp/B07YMHVN3C
ととのう
このサウナブームのキーワードが”ととのう”です。
サウナや水風呂を何回かくり返した後、椅子やベンチでゆっくりと休憩をすると血液が体を、酸素が脳を駆け巡り、ディープリラックス状態になります。この「とてつもなく気持ち良い、天国のような快感」に達することを、サウナーは「ととのった!」と呼ぶのです。
https://eonet.jp/health/articles/2017/0511.html#anchor01
サウナの究極の快感「ととのう」とは。プロサウナーが語るその魅力
私もこの”ととのう”にはまった一人です。
暑いサウナに入って熱ったカラダを水風呂で冷やす
一見拷問のような行為ですが、その後にやってくる爽快感と無の境地は健康的な中毒性のある状態と言っても過言ではないです。
まさにサウナトランス状態
サウナに入る
私は合計3回入りますが、
- 1回目: 5分
- 2回目: 10分
- 3回目: 10-12分
と決めて、あとはその日の調子に合わせて調整しています。
具体的な基準やルールなどは個人差があるので一概には言えないと思いますが、最初から長時間入るのはカラダに負担がかかるのでお勧めしません。
また、入る回数も体調に合わせて2回で終わらせるなど日によって変えています。
サウナ時計

サウナ設置されている時計は、12分計です。
12分計は、その名前の通り時計の針が一周すると12分である時計のことで、普通の時計のように一周が60分ではなく、一周回るまで早く感じるかもしれません
サウナハット

https://doministyle.net/products/detail.php?product_id=14
サウナ室は天井付近にあつい熱が溜まっているので、頭部を熱から守ることが大切です。
- 髪を守る:髪に含まれる水分が抜けてダメージを受け、パサパサになってしまうことを避けます
- のぼせを防ぐ:高温の室内でのぼせてしまい頭がクラクラするの避けます
男性は、ハゲないためにも頭部はしっかり守りましょう。
私は、室内ではタオルを頭に載せています。
水風呂に入る

サウナに入ったら次は水風呂です。
サウナやらない人は、「おっさんたちよくあんな冷たいのに入っていられるよな」って思いますよね。
水風呂、最初は確かにむっちゃ冷たいです。
でも水風呂に肩まで浸かって30秒くらいすると”温度の羽衣”がカラダの周りにできて、冷たく感じなくなるのです。

この羽衣ができると、動かなければ、水は冷たく感じなくなります。
なので、近くに排水溝があって水の流れがあったり、他の人の出入りで水の動きがあると羽衣が壊れてまた冷たく感じます(汗)
経験上、水風呂の壁際に背を向けて座ると、羽衣ができやすく冷たさを感じにくくなります。
水風呂は、施設によって温度設定が違いますが、おおよそ17-18度です。一度15度の水風呂に入ったことがありますが、結構冷たかったです。
休憩(デーブリラックス)
休憩タイムこそ、サウナのメインイベント
水風呂から上がって、カラダをよくふき、椅子に座ったり、座りながら壁に持たれかけたりすると、やがて訪れるディープリラックスの瞬間。
まさにとてつもなく気持ち良い、天国のような快感に達します。
よく、水風呂入って、そのまますぐにサウナ室に戻ったり、お風呂から上がってしまう人を見かけますが、この休憩時間のディープリラックスをしないなんてもったいなすぎる
このディープリラックスによって、カラダの血行が良くなるのを感じますし、何よりも疲れが取れます。
これこそがサウナの醍醐味と言っても過言ではないでしょう
私は、この休憩時間を1回につき10-15分とっています

マナーを守りましょう
最後に、サウナは、ある意味密室の空間で汗をかくスペースです。もとより、そしてコロナ禍である今はさらに他人への配慮が必要です
サウナを楽しむためにやってはいけないルール:
- サウナ室内で、汗を床にバチャバチャと飛ばす行為
- サワーを浴びずに水風呂に入る
- 水風呂で、頭まで浸かる
- 水風呂で、他人のことに配慮せず、足を広げてスペースを必要以上にとる
- 水風呂に、勢いよく出入りする(”温度の羽衣”壊れます)
残念ながらブームになるとマナーを守らない人が増えます。
みんなで気持ちよく使えるように配慮したいですよね。
以上、私の経験を元にサウナの魅力をお伝えしました。
私は、毎週サウナでリフレッシュさせてもらっています。
食わず嫌いのあなた、ぜひ試して見てください。知らなかった世界がそこにはありますよ。
