7月4日に迫った東京都議選ですが、今朝の読売新聞に衝撃の記事が載っていました
「五輪批判層 都ファ支持」
小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党・都民ファーストの会が、東京五輪の有観客開催に批判的な層を取り込み、勢いを増している
6月28日読売新聞朝刊
都民ファーストは、そもそもが小池百合子都知事の人気にあやかってとにかく選挙に当選したい人達が集まった政党
これと言って目立った実績はなく、結成当初の勢いもなくなり、今回の都議選では多くの議員の落選が予想されいました
そこで起死回生を狙った都民ファが繰り出した策が「五輪無観客」
正直、これを見た時に「都民を舐めるな、そんな選挙目当ての公約掲げたところで誰も騙されんわ」って思ってましたよ、本当に
でも、それを評価する人達が少なからずいるってことですよね
東京オリンピックについて思うことやさまざまな意見があることは良いと思いますが、オリンピックは1ヶ月で終わる話ですよ
都議の任期は4年
その人物の「今まで取り組んできた実績」「将来実現したい政策」を見て、4年間任せられる人物なのかを見極めるのが都民の責務ではないのでしょか?
それを「オリンピック反対だから」って投票しますか?
レベルが低すぎて朝刊読んだ時唖然としました
それは、「都議選の争点として重視したいテーマ」にも表れています

おいおい、「景気や雇用対策」「教育や子育て」よりもオリンピックの方が上ですか?
今目の前にあることより、将来のことを考えましょうよ
インターネットの匿名掲示板『2ちゃんねる』創設者で『論破王』として人気(アンチも多数)のひろゆき氏が以前小池都政について触れた時に
「都民って、基本騒ぐだけで何もしない人を支持しちゃう人達でしょ」
って発言していたのを思い出してしまいました
都民の皆さん、政治は国民を映す鏡ですよ
一国の政治というものは、国民を映し出す鏡にすぎません。政治が国民のレベルより進みすぎている場合には、必ずや国民のレベルまでひきずり下ろされます。反対に、政治のほうが国民より遅れているなら、政治のレベルは徐々に上がっていくでしょう。国がどんな法律や政治をもっているか、そこに国民の質が如実に反映されているさまは、見ていて面白いほどです。これは水が低きにつくような、ごく自然のなりゆきなのです。立派な国民には立派な政治、無知で腐敗した国民には腐りはてた政治しかありえないのです。」
サミュエル・スマイルズ「自助論」