YahooとLINEの経営統合は成功するか

ビジネス

こんにちは。マッシュ部長です。

2021年3月1日、ZホールディングスとAホールディングス(旧:LINE)の正式統合が実現しました。2019年11月の経営統合発表から1年4ヶ月、途中延期を挟みながらも、ついに『Yahoo』と『LINE』がひとつの会社としてスタートしました

そして、今朝の読売新聞に掲載された一面広告がこれ

「絶対にやるんだ。」

うーん、気合入っていますね。なんとなく孫さんの顔が浮かびます。はい。

Yahooが、2018年にPaypayを衝撃の「総額100億円キャンペーン」と共にスタートさせ、怒涛の勢いでシェアを伸ばし、今や会員数3500万人、QRコード決済の60%以上を占めるようになった時のように、彼らからは何かを仕掛けてくるワクワク感があります。

ZOZOの買収も世間を驚かせましたよね。

最近では、私も口座を開いているジャパンネット銀行もオンライン証券One Tab Payも気づけばPayPay銀行、Paypay証券になっていました。

今回の統合で、

ポータルサイト「ヤフー」と通信アプリ「LINE」を軸に複合サービスを提供する「国産」プラットフォーマー(PF)が、「GAFA」など世界大手に対抗していけるか?

という切り口で語られることが多いですが、私個人としては、G(Google) A(Apple) F(Facebook) A(Amazon)とサービス自体のガチコン勝負で対抗するというより、中国のアリババグループのように、通信、物販、金融(銀行、証券、電子決済)、エンターテイメント、クラウドコンピューティングなど総合的なサービスを提供し、人々の生活全てを自社の経済圏の中に取り込むことによって市場における優位性を確保していくのだと思います。

そういう意味では、国内ではまず、11兆円規模の経済圏を築き上げた楽天(2021年4月から「楽天グループ)が、目下のライバルになるのではないでしょうか。

実際、YahooとLINEのサービスを見ても、何か一つ圧倒的に突出しているものと言ったら、ポータルサイトのYahooとメッセージアプリのLINEくらいで、後は他社でもやっているサービスがほとんどですよね。

画像引用:朝日新聞デジタル

成功のポイントは、1 + 1 = 2 の足し算ではなく、2 X 2 =4, 3 X 3 = 9 のようにサービスの累乗にできるか、が鍵ではないかと。

ヤフーの国内の年間利用者は約8千万人。LINEの月間利用者は約8,600万人。

LINEの利用者をYahooのネット通販、銀行、証券、その他のサービスに誘導し、複数のサービスのアカウントが一つのLINEアカウントを軸として紐づくことによって、全ての導線、操作、作業完結までがシンプルかつ直感的になれば、もはや人々はそのサービスの利便性から抜け出せなくなると思います。

とは言え、

言うは易く行うは難し

Yahooの川邊健太郎社長は46歳、LINEの出沢剛社長は47歳。私と同年代の若き社長に大いに期待です。

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