白鵬引退すべきか

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私は、ワイドショーが嫌いである。

内容が下らないことはもとより、予め一つの結論を決め、世論をそこに誘導していく手法が気に入らない

この世に絶対はなく、物事は裏表または多角的に考える必要があります

横綱の白鵬と鶴竜の休場が5場所連続になりました。鶴竜は引退を表明。白鵬は7月の名古屋場所での進退をかけます。

今日の読売新聞の『横綱の引き際 どう考える』は、なかなか良い記事だったので簡単にまとめてみました。

原 和男氏 94歳 元アナウンサー
  • 白鵬、鶴竜は、とうの昔に引退時期を逸している
  • 横綱とは、地位ではなく権威を守るべき
  • 過去の横綱は、優勝した翌年であっても「稽古で磨いた己の相撲が取れなくなった時」に、潔く身を引くべきである
  • 追い込まれて辞めるのは横綱の権威を貶める
  • 白鵬と鶴竜の休場は、権威を守っていない。地位と権威の利用である
守屋 秀繁氏 79歳 元横綱審議員会委員長
  • 「横綱の土俵入り」は華であり、それがないと寂しく物足りない
  • (休場により)横綱の土俵入りがないという現実に横綱は責任を負うべき
  • 二人の休場の原因となった怪我は、医学的にはやむを得ない
  • 横綱は「どれだけ休んでも地位は下がらない」特権があるが、それはいくら休んでも許される特権ではない
  • 出身国が多様化した現代の横綱に「晩節を汚さない」「潔さ」という日本的な感覚をなかなか言い切れない時代ではある
  • 横綱審議員会は、休場の多い二人に注意の決議をしたが、その後も休場が続いている。決議を真摯に受け止められていない横審のあり方にも疑問が残る
胎中 千鶴氏 62歳 目白大教授
  • 白鵬は10年以上に渡って綱を張り、相撲界をリードしてきた
  • 近年は、圧倒的な横綱相撲が陰り、乱暴な取り組みが増えたのも事実だが、明らかなルール違反をしているわけではなく、荒技でも必死に土俵をを務めてきた
  • 白鵬は外国人だから『引き際の美学』という日本的な感覚を理解できないという論調には同意できないし、その考えかたがもはや古い
  • 今、客席を見渡すと4割は女性客である。団体客が減り、女性客や若者が増えている。彼らは相撲界のしきたりにとらわない、そういったことを相撲協会は気づいているのか

原氏は、白鵬や鶴竜をあまりよく思ってない派の代表意見で、胎中氏は擁護派、守屋氏はその中間といった感じでしょうか。

ワイドショーでは決して説明されることのない、このような多様の意見に触れ、考えることはとても大事なことだと思います。

強いて言うなら、30代の若者?が今の相撲界をどう思っているかの意見が聞きたかったかな。

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